2014年の夏から秋にかけて、友達に会うたびに、互いに聞いたり、聞かれたりしていたのが「Ingress(イングレス)やってる?」というセリフ。「インストールした」「ちょっとやってみた」「友だちの誰さんがハマってるらしい」などという答えが返ってくるようなら「どう、どう? 始める価値あるかな?」などと、矢継ぎ早に質問が始まっていた。とはいえ誰も、あまり情報を持っておらず、友達からの情報収集はちょっと諦め気味だった。

Googleが始めた「Ingress」が気になる

 Ingressについては、たまにネットのニュースで大規模イベントなどが取り上げられているから、名前くらいはご存知かもしれない。

 Ingressは、Google社内のNiantic Labsによる、スマートフォンを使っての世界規模な陣取りゲームのことだ。「Enlightened(エンライテンド)」と「Resistance(レジスタンス)」の2つのチームに分かれて、世界中に配置された「ポータル」を奪い合う。Enlightenedとは覚醒者という意味で、地図上では緑で表される。Resistanceは抵抗勢力。地図上は青で表される。ポータルは、現実世界での記念碑や観光スポットなどのランドマークに設定されている。プレーヤーが新たにポータルを申請することもできる。

 Ingressでは、陣取りの「陣」に当たるものは、3つのポータルをリンクした三角形の「フィールド」だ。フィールド内の「マインドユニット」数が、ゲームの優劣を決める。マインドユニットは、フィールドの中にいる住民のことだ。実際の人口密度で計算されるらしい。

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