FinTech(フィンテック)

FinTechとはFinance(金融)とTechnology(技術)をかけあわせた造語のこと。ITの進歩により、金融サービスに特化したベンチャー企業が続々と生まれている。

 「FinTech(フィンテック)」とはFinanceとTechnologyをかけあわせた造語で、ITを活用した新たな金融サービスおよびその分野を指す言葉として使われる。近年、IT業界の大きなトレンドの一つとして注目されている。こうしたサービスの開発は主にベンチャー企業が担っており、日本でもさまざまなサービスが生まれている。

 サービスの種類は多岐にわたり、代表的な区分としては決済、会計、送金、資産管理・運用、融資、投資、仮想通貨(ビットコイン)などが挙げられる。例えば日本にも進出した米国のモバイル端末決済サービス「Square(スクエア)」は、カードリーダーをiPhoneなどのデバイスに挿してクレジットカード決済を可能にするサービスで、イベントなどの場で活用されている。なお米スクエアは米ツイッターの共同創業者であるジャック・ドーシー氏が興した企業である。

モバイル決済サービス「Square」の「Square」リーダーでクレジットカードを読み取るイメージ
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 日本でも同様のモバイル端末決済サービスとして「Coiney(コイニー)」などが注目されている。その他、クラウド会計ソフト「freee(フリー)」や、国内だけで350万人が利用しているオンライン家計簿「Zaim(ザイム)」など、身近な用途でも数々のサービスが生まれている。

 FinTechは米国や英国を中心に発展し、米国では2013年の時点で既に30億米ドルもの資金が同分野に投資されたという調査報告もある。今後は株式や銀行など、金融市場に特化した分野も注目の一つ。日本はニューヨーク、ロンドンと並ぶ東京という巨大な金融センターを抱えているため、こうした業務系のサービスも成長が見込まれる。

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