サムスン電子のスマートフォン「GALAXY」でできるモバイルペイメント「サムスンペイ」が、韓国、米国に続いて中国にも進出した。3月29日に、中国最大のクレジットカード会社「ユニオンペイ(銀聯)」と提携して、中国全土で決済サービスを開始した。

 サムスンペイは、ユニオンペイの他に中国工商銀行、中国建設銀行など主要銀行9社のクレジットカードとデビッドカードにも対応している。近いうちに、中国銀行・北京銀行など6社とさらに提携する計画があることも明かした。

写真●サムスンペイのWebサイト
アリババと米アップルがしのぎを削る中国市場に進出した(出所:韓国サムスン)
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 サムスンペイは、GALAXY(S7、S7Edge、S6Edge+、Note5)にプリインストールされているアプリに、クレジットカードや銀行口座情報を登録して使う。決済の際は指紋認証を利用するなど、高いレベルのセキュリティを保証する。Magnetic Secure Transmission(MST)という技術を採用しており、支払時は既存のプラスチックカードをスワイプしたり差し込んで使うクレジットカード決済機にGALAXYをタッチするだけ。加盟店側が新しいリーダー機を揃える必要がなく、簡単に導入できる。

 GALAXYの画面を下から上にタッチするだけで、サムスンペイのアプリが立ち上がる。左右にスクロールして、決済に使いたいクレジットカードを選ぶ。すぐ決済画面が出てくるので、財布からクレジットカードを出すより早く決済できてしまうほどだ。NFC方式のATMにも対応しているので、お金を引き出す時も便利である。

 サムスン電子無線事業部のイ・インジョン副社長は、「中国のGALAXYユーザーが、より安全に便利にサムスンペイを利用できるようにしたい。韓国と米国では、サムスンペイの使用頻度、決済金額など、全てにおいて成功している」であるとコメントした。

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