身に付ける情報機器Apple Watchの発表会、と目されていた3月9日(米国時間)のアップル新製品発表イベントでうれしいサプライズがあった。重さ920グラム、週刊誌ほどの薄さ、待望のRetinaディスプレイ搭載のMacBook。最近、大きなiPadが欲しいなあと会う人ごとにつぶやいていたら、ちょっとアプローチの角度は異なるものの、ニーズにぴったりの商品が登場した。

iPadだけで日常用途全部こなしたい人へ

 最近はiPad用に仕事にも使えるアプリが充実してきて、よほど細かな調べものをしたいとか、精緻な書類を作る必要がある場合以外ならiPadだけで全ての作業がこなせるようになってきた。数回前に話題にした確定申告なども「freee」(http://www.freee.co.jp/)などのクラウドベースの会計ソフトを使えば、iPadしかなくても、こなせる。原稿執筆、説明図入りのプレゼン資料などもiPadだけで十分に仕上げられる。いつでもどこでも快適な環境で作業できる。

 しかし、もう少し、本当にもうちょっとなのだが、iPadでできないこともある。多くはMac版のアプリが存在しないためにiPadでは実行できない、という種類のもので、本質的な問題ではない。たとえば一連のパソコン向けOffice製品や2D、3Dグラフィックス作成ソフトなど、後はCPUパワーをゴリゴリ使う動画編集・トランスコード・再生機能など、限られた範囲内の業務がiPadでは遂行できない。

 また、私のようにパソコンの各種機能を人に説明をする仕事をしている場合にはiPadではどうしてもこなすことができない。今回のOffice 2016のプレビュー版を使って見せる、といったこともどうしてもMac本体が必要だ。

 しかし、そんなときに重たいMacBook Proを持ち出さなきゃなんないか、と気が滅入るのだ。これが全てiPadでできればなあ、そしてもう一回り大きければ言うことないのに、と日夜念じていたら、切り口は違うけど、日頃のニーズにピッタリなMacBookが現れた。

 さてそのできはいかに、と早速触ってきた。うん、これは、私のように1台で何でも済ませたい横着者にもぴったりのマシンじゃないか(図1)!

図1 写真編集などにも最高のマシンだ。軽くて持ち運びしやすい薄さ、これまでiPadに頼り切っていた生活が一気にこちらにシフトしそうだ。
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