スマートフォンやタブレットが急激に普及しつつあるといっても、ビジネスパーソンにとって1日の中で最も利用頻度が高い情報機器が何かといえばパソコンと答える人が多いだろう。パソコンは仕事や生活に不可欠なツールであり、その機能や使い勝手は生産性に直結し、快適さにも影響する。

 では、ユーザーが実感として満足を感じているパソコンはどれか。これを探るため、日経パソコンはアンケート調査を実施し、過去3年間にパソコンを購入した8209人から回答を得た。調査では、「性能・機能」「操作性・使い勝手」「デザイン」「コストパフォーマンス」「サポート」の評価を聞き、最後に全ての要素を含めた総合満足度を聞いた。

 総合満足度はメーカー別にランキング形式にまとめた(図1、図2)。ノートパソコン部門ではパナソニックが4年連続で1位となった。堅ろう性が高く、軽量でバッテリー駆動時間の長い携帯ノート「Let's note」シリーズに高い評価が集まった。「価格が高い」という声はあるものの、製品コンセプトをビジネスユーザーを対象とした軽量ノートと絞り込み、それに合った機能を強化していることが満足度を引き上げている。

図1 3年以内にノートパソコンを購入した人にパソコンの総合的な満足度を聞いた。「満足」を10点、「まあ満足」を5点、「どちらとも言えない」を0点、「やや不満」を-5点、「不満」を-10点として、合計値を有効回答数で割った値を満足度とした。パナソニックが2位に約1ポイントの差をつけて1位となった
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図2 デスクトップパソコンでも、ノートパソコンと同様に満足度を集計した。エプソンダイレクトは8社の中で唯一満足度が6ポイント以上となり、1位となった。コストパフォーマンスの高さで評価を得たマウスコンピューターが2位となった
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※平均の数値はグラフ中のメーカーにおける全ユーザーの満足度を集計し、計算したもの。カッコ内の数値は有効回答数

 以降は2位がソニー、3位が東芝、4位がNECと国内メーカーが並んだ。機能や使い勝手のほかサポート面でも弱点が少なく、安心して利用できるという声が多い。

 2012年に2位だったレノボ・ジャパンは6位に下降した。従来は頑丈でキーボードの入力のしやすさなどに定評がある「ThinkPad」シリーズのユーザーが評価を引き上げていた。今回の調査では、低価格ノートを購入するユーザーが増えていることが影響し、「メモリー容量が少ない」「キー入力がしづらい」といった意見が多く見られた。

図3 パナソニックが4年連続で1位となった。ソニーやNECなど国内メーカーの順位が徐々に高まっている一方で、2012年まで連続で2位となっていたレノボ・ジャパンは6位に急落した
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