電子書籍を楽しむには、コンテンツを表示するための端末が必要になる。その場合、電子書籍の表示再生に特化した専用端末と、各種のアプリをインストールすることで“電子書籍も”表示再生できる汎用端末の2つが選択肢に上がる。前者の代表選手が2012年11月に登場したアマゾンの「Kindle Paperwhite」、後者の代表選手が、2012年10月に登場したアップルの「iPad mini」だ。両者の特徴を紹介しつつ、電子書籍の楽しみ方を考えていこう。

[アマゾン] Kindle Paperwhite

内蔵ライトと高解像度電子ペーパーで文字が読みやすい

 アマゾンが提供しているKindleシリーズの最新機種は、米国で販売されていた従来機種同様に電子ペーパー(E-Ink)を採用した「Kindle Paperwhite」ペーパーホワイト)」と、Android OSがベースとなった「Kindle Fire(キンドルファイア)」の2機種になる。さらにPaperwhiteにはWi-Fiモデルと3GモデルがFireには通常モデルとHDモデルがあり、どれを選べばよいか悩むところだ。

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●Kindle Paperwhite
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●Kindle Fire/Kindle Fire HD
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 コストパフォーマンスを追求するなら、kobo gloと同じ価格のPaperwhiteのWi-Fi版がいい。しかし3G版を選べば、Wi-Fi環境がない場所でも3Gで通信できるため、いつでも本が購入できる。しかも、3G回線の使用料は無料。残念ながらインターネットはブラウズできない(ブラウザーはあるが、Wi-Fi環境が求められる)が、場所を選ばず自由に本が入手できる。

 カラー画面で読書を楽しみたいなら、Kindle Fireを選ぶべきだろう。通常モデルとHDモデルの2タイプあるが、一番の違いは、画面の解像度。CPU、メモリー容量、スピーカーなども異なる。

 内蔵メモリーは通常モデルが8GBで、HDモデルが16GBと32GBの2タイプ。HDモデルでは、ドルビー対応のステレオスピーカーを搭載しており、音楽や映像が迫力の音で楽しめる。音楽や動画はファイルサイズが大きいことから、AVコンテンツもしっかり楽しみたい人は、32GBを選んだ方が無難だろう。バッテリー駆動時間もHDモデルが約11時間(通常モデルは約9時間)と長い。

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