Twitterでの“炎上”が相次いでいる。ここでの炎上とは、あるユーザーの不適切な書き込み(ツイート)に対して、批判的なコメントが多数寄せられること。そのユーザーの個人情報がさらされることも多い。勤務先や学校に報告されることもある。ネットは公の場だと考えて、慎重に行動することが不可欠だ。

 炎上の原因となる書き込みの一例は、不正乗車や無免許運転といった犯罪の告白(表1)。反省のない、いわゆる“犯罪自慢”がほとんどだ。未成年の学生や生徒による飲酒も話題になる。

●Twitterにおける最近の“炎上”例
表1
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 最近増えているのは、他人の無断撮影と中傷が原因となる炎上。電車の中や飲食店などで見ず知らずの人を撮影し、その写真を画像投稿サイトにアップロード。Twitterには、その画像のURLと、撮影された人を侮辱するコメントを投稿する。

 接客業の従業員による不適切な書き込みも後を絶たない。最近の例では、アパレル店の店員が、ある芸能人を名指しで「腹立たしい」と書き込んだ。閉店間際に来て、何も買わなかったためだという。この書き込みは話題となり、このアパレル店はWebサイトで謝罪した。

 Twitterで炎上が相次いでいる原因の一つには、ユーザー数の増加が挙げられる。ユーザー数が増えれば、当然、不適切な発言も増えると予想される。

 ただ、それ以上に炎上を増やしているのは、「炎上させたいユーザー」の存在があると考えられる(図1)。炎上の原因となった書き込みを見ると、ほとんどは、自分のフォロワー(登録読者)だけに向けたもので、不特定多数に読まれることを想定していない。フォロワーの数はそれほど多くないので、放置しておけば、注目される可能性は低かっただろう。

●不適切な書き込みを探す「炎上させたいユーザー」
図1 Twitterにおいて、批判の書き込みが集中する“炎上”のシナリオ。軽い気持ちで書かれたと思われる中傷や告白を「炎上させたいユーザー」が見つけ出し、個人を特定して氏名などをさらしたり、勤務先や学校に報告したりするケースが多い
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