Windows 2000のサポートが2010年7月13日(米国時間)に終了する。サポート終了に伴う最も大きな影響は、セキュリティ更新プログラム(パッチ)が提供されなくなること。危険な脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったとしても修正できなくなる。最近でもWindows 2000には危険な脆弱性が見つかっており、今後も見つかる可能性が高い。ユーザーはサポート終了に備えて、移行を検討する必要がある。

 2009年10月、最新OSのWindows 7が発売された。これにより、Windows 2000は3世代前の製品になった。だが、現在でもユーザーは少なくないと考えられる。例えば日経パソコン読者へのアンケート調査では、回答者の10%以上がWindows 2000を利用していると答えた(図1)。

●Windows 2000はまだ現役、1割以上が利用
図1 利用しているOSについて聞いた、日経パソコン読者へのアンケートの結果。回答者数は延べ196人。調査は2009年12月に実施した(複数回答)。回答者の10%以上が、Windows 2000を利用していると答えた
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 「機能は十分だし、パフォーマンスにも不満はない」。そんなWindows 2000ユーザーは多いはず。しかしそのようなユーザーでも、乗り換えを検討すべき時期が来た。2010年7月にサポートが終了するためだ(図2)。

●「メインストリームサポート」は既に終了
図2 各Windows OSのメインストリームサポートおよび延長サポート期間(日付はすべて米国時間)。Windows 2000より古いWindowsについては、すべてのサポートが終了している。延長サポートがあるのはビジネス向け製品のみ。コンシューマー向け製品にはない(XP Home Editionは例外)
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 マイクロソフトが提供する製品サポートは「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類。前者はすべての製品が対象だが、後者はビジネス向けと開発者向け製品が対象だ。メインストリームサポートの終了時期は、「製品の発売日から5年後」あるいは「次期製品の発売日から2年後」のどちらか遅い方となる。延長サポート期間は最低5年間だ。

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