この間、2001年になったかと思えば、もう2010年。月日の経つのも早いものです。さて、今年はどんな感じなのでしょう?

 PC系ですが、新しいAtomプロセッサである「Pineview」が2010年初頭には出荷が開始され、製品の低価格化は進むと思われます。デスクトップPCも低価格な製品が出た後、一気に全体が低価格化してしまったことを考えると、ノートPCでは、低価格化の動きはしばらく続くと思われます。

 一般消費者向けは、下がAtom系のネットブック、その上にCULV系のノートになり、ビジネス向けも固定資産にならない10万円程度のものが登場すると思われます。これらに引きずられるように、ノートPCの価格も全体的に下がり、モバイル指向のノートPCでも20万円が上限になってくると考えられます。

 WiMAXや3.5G、あるいはLTEといった通信機能を最初から搭載していて、購入時に通信機能を契約すれば安価になるという製品は増えていくと思われます。見かけ上、高性能なマシンを低価格にできるからです。現在では、通信アダプターとの組合せが広く行われていますが、LTEなどの携帯ネットワーク事業者のデータ通信サービス開始などに合わせて内蔵型が増えてくるでしょう。

 ハードウエア価格が下がってきたので、付加価値を付けるために、例えばタッチパネルを内蔵したり、コンバーチブル型にするなど、タブレットPC機能を搭載する機種も増えるかもしれません。その他、GPSや照度センサー、重力(加速度)センサーといったセンサー類も搭載されるでしょう。携帯電話やスマートフォンでは、位置情報を利用したサービスが普通に提供されていますが、PCにもGPSや通信機能が搭載されると、こうしたサービスに対応が可能になり、モバイル利用の範囲が広がりそうです。また、センサーは、例えば、屋外の明るいところでバックライトを制御する、タブレットで使うときに画面の縦横を切り替える、といった用途が考えられます。あるいは、大きな画面や高い処理性能を生かしてAR(Augmented Reality:拡張現実。カメラの映像を認識するなどして、実世界の映像にコンピューターからの情報を組み合わせて表示するもの)などの用途が出てくるでしょう。

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