GoogleのOSが台風の目だ!

 100年に一度と言われる不況下にあるが、2009年後半は、パソコンが意外なほどよく売れた。果たして、2010年はどう推移するのだろうか。

 本コーナーでは、OSやハードウエアについて予測していくことにする。また、製品ジャンルなどは、日経トレンディネットの記事で詳しく記載するので参照していただきたい。

 不況下でもパソコンがよく売れたのは、もちろん、Windows 7登場によるところが大きい。いや、Windows 7がよく売れたのは間違いないが、冷静に分析するなら、Windows Vistaが不人気すぎたというのが正しいだろう。

 Windows XPを利用していたユーザーも、Windows Vistaを飛ばしてWindows 7へと乗り換えていくはずだ。いい加減にパソコンが古くなっている上に、最新のパソコンは価格も安い。様子を見ていた賢いWindows XPユーザーも、Windows 7の評判がよいことを確信し、春から続々とWindows 7へと移行するに違いない。

 2010年は、基本的にWindows 7一色になる。もちろん、Mac OSは一定の人気になり、少しずつシェアを伸ばすだろうが、Windows 7の牙城を崩すまでには至らない。ただし、タブレットタイプのMacが安価に登場すると驚異の存在になる。来年の春から夏に登場しそうな予感がする。

 注目は、Googleが提供するChrome OSだ。まだ登場のタイミングは定かではないが、たとえば来年の半ばから後半に無料で登場すると、インパクトは少なくないだろう。その時点で現在の不況が続いていたとすると、確実に台風に目になる。今後確実にPCの世界はクラウドに向かう。その傾向が強いほど、Chrome OSが魅力を増すことは間違いない。2010年の年末には、Windows 7の目新しさも薄れおり、Chrome OSが注目される可能性も少なくないだろう。

姿を現したChrome OS。今後、クラウド化が進めば注目される可能性は高い。そして何より“無料”という驚異の特徴を持っている
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら