Chrome OSのの姿がいよいよ見えてきた。このOSは、1年ほど後に無料で提供される予定だ。基本的には、ハードウェアとセットになると言われており、安価なネットブックのような製品が登場することが予想される。現時点でも仮想マシン上で利用できるので、試してみた。現時点での利用感や将来の展望についてまとめていこう。

 実際に使ってみると、なんとも拍子抜けする。Chrome OSはブラウザーを起動するためのOSなのだ。仮にこのままの形で、Chrome OSを搭載した製品が登場すると、電源を入れるとブラウザーが起動するだけなのだ。

 とはいえ、それこそがGoogleが狙っている部分である。これからは、OSがプラットホームの役割を担うのではなく、Webこそが標準化された環境であると考え、それを推進しようとしているのだ。できることはWindowsやMac OSで利用しているブラウザーと大差ない。もちろん、GmailやGoogleドキュメントなどが使えるのだ。当然、他のWebツールもほとんどが利用できるはずだ。

 Googleの狙いは、WindowsやMac OSを駆逐することではなく、クラウドを制覇しようというところにこそあるのだろう。GoogleドキュメントやGmailを見ればわかるように、データはサーバーに保存され、それを利用するのがメインのOSである。

姿を現したChrome OS。仮想マシンで動かすと単なるブラウザーにしか見えない
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら