BlackBerryに限らず、スマートフォンやPDAのような小型のデバイスには、アドレス帳や予定表、ToDoといった「個人情報管理」(Personal Information Management)機能があります。ただ、デバイスに標準で付属するソフトウエアは、どうしても凝ったものというよりも、最低限の機能を満たしたものになりがちです。

 しかし、ソフトウエアをインストール可能なデバイスならば、高機能なソフトウエアに置き換えることが可能です。こうした、デバイスが元々持っているソフトウエア(機能)を置き換えるようなものを「置き換えソフト」などといいます。

 こうしたソフトウエアの中には、商用ベースのものもあれば、シェアウエアやフリーのソフトウエアもあります。ただ、高機能なソフトウエアを継続して開発し続けることができるのは、商用やシェアウエアの方が多いようです。また、商用ソフトウエアであれば、サポートを受けることも可能です。

 BlackBerryにも、いくつかの商用「置き換えソフトウエア」があります。今回はその中で、WebISの「Pocket Informant BlackBerry」を紹介しましょう。Pocket Informantは、Windows Mobile用としては古くからある商用ソフトウエアです。

 Pocket Informantは高機能で、カスタマイズが可能なPIMソフトウエアです。予定表、アドレス帳、ToDO(タスク)の機能を持ち、個人の情報管理をこれ1本で済ませることができるソフトウエアです。また、メモではなく、ジャーナルという形で時間系列の記録を入力することもできます。

1週間表示。日付表示の下に24時間のゲージがある。分割の関係で最初の日が大きく表示されるが、これを週の始まりに固定することも、当日とすることもできる

Contactの表示。ここでは、名前と会社名、分類を表すアイコンのみの表示で、項目を選び、エンターまたはホイールクリックで各項目が開く。英語版のソフトなので、並びは、文字コード順。なお、上部にある「漏斗」アイコンは、検索のエリアで、入力した文字(日本語も可能)で始まる名前だけが表示されるようになる。このほか、カテゴリーで絞り込むことも可能

カレンダーの項目。開始日時や終了日時の指定と別に、イベントの時間(Duration)を入れて終了時間を計算させることができる。また、タイムゾーンを指定できるので、日本にいて、海外の予定などを入力するのに便利

 BlackBerry版では、標準のカレンダー、コンタクト、タスクの置き換えとして利用することができ、それぞれのアプリケーションのデータと同期します。このため、デスクトップマネージャー経由でこれらのアプリケーションを同期させると、同じものがPocket Informantでも利用できます。逆に、連携させないことも出来、この場合には、標準アプリケーションとは独立したデータを扱うことができます。

 筆者は、カレンダーをGoogle Calender Syncを使って同期させていますが、Pocket Informantでも、ちゃんと同期されます。

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