台湾アスーステック・コンピューター(ASUSTeK、ASUS)は2008年7月12日、8.9型液晶ディスプレイを搭載した小型・低価格ノートパソコン「Eee PC 901-X」を発売した。実勢価格で約5万9800円と低価格ながら、フル機能のWindows XPが動くなど一定の性能を持っているのが特徴。発売直後に品切れとなる販売店が相次ぐなど、従来製品「Eee PC 4G-X」に続き好スタートを切っている。

 この低価格で、一体どのようにパソコンを作ったのか。日経パソコン編集部では、製品の内部構成を確認するため、分解してみた。各部品の大きさを示すため、写真の下には物差しを置いている。記事執筆時点ではEee PC 901-Xが未発売であったため、台湾で先行発売された同等品「Eee PC 901」を用いている。基本的な仕様はほぼ同一とみられるが、日本市場向けと仕様が異なる部分がある可能性がある。

 一般に電子機器を分解すると、メーカーや販売店などによるサポートを一切受けられなくなる。また製品によっては、分解によって思わぬ事故を起こす可能性もある。ユーザーが購入した製品を分解する場合、ユーザーの自己責任となることをお断りしておく。

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 まずはディスプレイモジュール。液晶のサイズは8.9インチ、解像度は1024×600ドットだ。 下部から伸びているケーブルは、(1)パソコン内部の映像伝送に使われるインタフェースであるLVDSのケーブル、(2)ディスプレイモジュール内の無線LANのアンテナと、きょう体内の無線LANモジュールをつなぐケーブル、(3)ディスプレイ上部に搭載するカメラモジュールからの映像を伝送するケーブル、(4)ディスプレイ下部のマイク入力からの音声を伝送するケーブル――の4種類だ。

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