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 2008 年の夏商戦に向けたパソコンが続々発表されている。この夏のパソコン新製品に共通する強化ポイントは、基本性能だ。デザイン面や機能面での目立った変更は少ないが、細かい仕様が変更され、全体的にパソコンの性能が底上げされた。

 仕様変更の中で大きいのが、OSのバージョンアップである。2008年3月にマイクロソフトがWindows Vista Service Pack 1(SP1)の一般向け提供を開始しており、各社の新製品のプリインストールOSもWindows Vista SP1に切り替わった。

 また、搭載するCPUの性能やメモリーの容量を向上した製品も多い。その結果、夏モデルでは、大半の製品がデュアルコアCPUと2GBのメモリーを搭載するようになった。これによって、Windows Vistaをより快適に使用する環境が整ってきたといえる。

光学ドライブはBlu-rayに

 この数年、パソコンを購入する上で、判断に迷う指標の一つとなっていたのが、光学ドライブの種類だ。次世代光ディスクの規格にはBlu-ray Disc とHD DVDがあり、メーカーのパソコンに搭載されたドライブも対応が分かれていた。だが、2008年2月に東芝がHD DVDからの撤退を表明したことで、次世代光ディスクは事実上、Blu-ray Discに一本化されることになった。

 今回紹介する新製品の中で、Blu-ray Discを読み書きできるBD-REドライブを搭載しているモデルは、一部の製品の上位モデルのみだが、今後はBD-REドライブを搭載した機種が増えるだろう。ディスク自体の値段も下がっており、普及は進みそうだ。

 テレビ機能を搭載したパソコンは、すべて地上デジタル放送(地デジ)の受信機能を持っている。地上デジタル放送録画の新ルール「ダビング10」については、各メーカーとも既存の春モデルから対応を表明しており、今回も変化はない。

 ただ、地デジ対応チューナーの単体発売が解禁されたことで、チューナー非搭載モデルでも、後から外付けチューナーを購入し、地デジ受信機能を追加できるようになった。購入するパソコンを選ぶ際、以前ほど地デジの有無を気にする必要はなくなるだろう。

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