最近のパソコンは、4~16GBの大容量メモリー(RAM)を標準で搭載するようになった。でも、実際にはその性能を使い切れないことも多い。そもそも32ビット版のWindowsは、実質的に3~3.5GBのメモリーしか利用できないし、64ビット版でも4GBを超えるメモリーをフル活用するような使い方自体、あまりないからだ。

HDDと同様に扱えるRAMディスクを作成

 メモリーは、データの読み書きが高速なのが魅力。もし余力があるようなら、ぜひ「SoftPerfect RAM Disk(ソフトパーフェクト・ラムディスク)」を利用しよう。このソフトを使うと、メモリーの一部を転用して「RAMディスク」と呼ばれる記憶装置を作成できる。作成したディスクは、OSからはハードディスク(HDD)として扱われる(図1)。

図1 「SoftPerfect RAM Disk」を使って、パソコンに搭載したメモリーの一部をディスクに仕立ててみよう。HDDよりも高速にデータを読み書きできる。メモリーのデータは、通電していないと消えてしまうが、このソフトを使うと、電源オフの際にイメージファイルに保存できる
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 メモリー上のデータは、パソコンの電源をオフにすると消えてしまうため、一般にRAMディスクは一時ファイルの保存にしか使えない。しかし、このソフトはパソコンの電源を切る際に、内容をイメージファイルに残してくれるので、通常のHDDと同じ使い方ができる。

 このソフトは英語版だが、日本語化パッチを適用することで、日本語表示にできる(図2~図5)。

図2 開発元のサイトから、導入用ファイルを入手してダブルクリック。インストール画面は英語だが、設定を変更せずにインストールすればよい
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図3 上記のホームページから日本語化パッチを入手する。ZIP形式のファイルをダウンロードしたら、デスクトップなどわかりやすい場所に解凍する
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図4 スタートメニューからSoftPerfect RAM Diskを起動したら、「Help」→「Load Language」を選ぶ[注1]
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[注1]ソフトは、スタートメニュー→「すべてのプログラム」→「SoftPerfect RAM Disk」→「SoftPerfect RAM Disk」から起動する。以降、パソコン起動時に常駐し、作成済みのRAMディスクがすぐに利用できる状態になる

図5 日本語化パッチを解凍したフォルダー内にある「Japanese」を選択すると(1)~(3)、ソフトが日本語表示になる[注2]
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[注2]ただし、パソコンを再起動すると、そのたびに日本語化の操作が必要になる

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