プリンターは日々のオフィス業務に欠かせないものだけに、そのランニングコストは少しでも抑えたいもの。用紙やトナー/インクの無駄を省くために、すぐに利用できて効果的な手段としては、用紙の裏にも印刷する「両面印刷」や用紙1枚に2ページ分を縮小印刷する「割り付け印刷」のほか、カラープリンターならカラー出力を抑えるために基本はモノクロで出力するように設定するといったものがある。だが、それらは通常、印刷するたびごとに設定画面を開いてチェックを入れる一手間が必要だ。オフィス全体で効率化しようと掛け声を掛けても、なかなかその作業をしたがらない、というユーザーもいる。

 そこで、その解決策として、プリンタードライバーの初期設定を変えてしまう方法を紹介しよう。あらかじめ設定を変更したプリンタードライバーを用意し、オフィス内でそのプリンターを使う全ユーザーに導入してもらうのだ。そうすれば、導入するだけで、後はユーザーが何も設定を変えなくても両面印刷やモノクロモードなどで印刷されるようになる。少し薄く印刷するトナーセーブモードを初期状態にするといったことも可能だ。

初期状態で両面印刷を有効にした設定画面の例。
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 プリンタードライバーの初期設定を細かくカスタマイズして配布できるツールは、主なプリンターメーカーが無償で提供している。初期状態の設定項目を変更するだけでなく、ユーザーに変更させたくない項目や画面を非表示にすることもできるものが多い。ここでは、エプソンが同社製のページプリンター向けに提供している「ドライバー初期設定変更ツール2」を試してみた。

いくつかの設定項目や、応用設定タブ以降を非表示にした設定画面の例。
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代表的なプリンタードライバーのカスタマイズツール

・ ドライバー初期設定変更ユーティリティ2(エプソン)
・ Canon Driver Configuration Tool(キヤノン)
・ Ez Customizer for Printer Driver(リコー)
・ Print Driver Customization Tool(富士ゼロックス)

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