売れ筋のスタンダードノートに比べて半分以下の価格で手に入る格安ノート。液晶サイズはほぼ同等なので、ぱっと見の外観は同じように感じる。果たしてその違いはどこにあるのか?確認しよう。

 言うまでもなく、パソコンはどの製品もある決まったメーカーのパーツを内蔵する。例えばCPUは、インテルもしくはAMDのどちらかを採用している。原則としてパーツの価格は性能と比例するので、安価で性能の高いパーツは存在しない。つまり、格安ノートは、安価で性能の劣るパーツを選択しているからにほかならない。売れ筋ノートに比べると妥協せざるを得ない部分も少なくないのだ(図1)。では、具体的にどの程度違うのか詳しく見ていこう。

図1 格安ノートはCPUやメモリーなどスペックが劣るものの、液晶のサイズや本体の大きさはほぼ同等だ。また、OSをはじめ、無線LANやメモリーカードスロットなど、ほぼ変わらない部分も少なくない
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性能は格段に差があり、体感上の差も大きい

 格安ノートのCPUは、ペンティアムやセレロンが主流だ。ランク的にはコアiシリーズの下に位置する。売れ筋ノートのコアi5は言うに及ばず、1クラス下のコアi3よりも性能は劣ると考えたほうがよいだろう。最近はペンティアムプロセッサーでも、デュアルコアになっているが2スレッドにとどまり、同時処理は2つしかできない。コアi3はコアは同じく2つだが、4スレッドなので同時に4つの処理ができるのだ。AMD製のCPUも、低価格モデル向けはペンティアムやセレロンに近い性能だと考えれば間違いない。売れ筋ノートのコアi5、コアi7とは雲泥の差がある(図2)。

図2 売れ筋ノートとの最大の違いがCPUで、性能的には数段劣るセレロンやペンティアム、AMD製が主流となっている。OSやソフトの起動も遅く、動画の変換などヘビーな作業では待たされる時間が長くなる
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