「Gmail Backup」(Filip Jurcicek氏、Jan Svec氏)

イマドキのクラウドメールはすごく便利。でもデータが心配…

 GmailとかHotmailとか、Webメールっつーか、クラウドメールっつーのは、Web上にメールデータがあるから、どんな端末からもチェックできて、いつでも返信できて、すごく便利。

図1 Gmailのトップページ。約8GBの大容量、優秀な迷惑メール対策、モバイルアクセスのしやすさをアピールしている
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 特にグーグルが提供するGmailは、サービス開始当初から約8GBという大容量が誰でも無料で使えるという太っ腹。筆者は、ほかのPCメールなども読めるような追加設定をして使っているゆえ、ほぼすべてのメールが網羅できている。

 グーグルといえばAndroid。イオンの月額980円のデータ通信SIMを入れた日本通信の「お小遣いで持てるスマホ」IDEOSは、24時間欠かさずGmailを数分毎にチェックしてくれる。新しいメールが届くと緑のランプが点滅するから、それこそ大事なメールをいつでもどこでも逃さない、というわけで。

 Gmail依存が激しい筆者ではあるものの、たまにちょっと心配になることが。まさかそんなことはあるまいとは思うけど、もしサーバーのHDDとかがクラッシュしてこれらWebメールがすべてオジャンになっちゃったらどうすべか、みたいな。まあ、可能性としてはなくはないし、そういった場合はデータが戻ってこないことも、あり得るわけで。

 筆者のメール総数なんと2万6000通。これでも8GBの10%しか使っていないらしい。まあ、まだまだ(ためても)ダイジョウブ、論理的に26万通は置けるから(笑)。いやいや、とかいって、中には重要なメールのやりとりが含まれているうえに、Gmailのアドレスでのメールは実質、そこだけにしか置いてない唯一のデータだったりするから、これを失ってしまったら、と思うとガクガクブルブル。

 そんな感じで、Gmailのメールたちをローカルにバックアップしておく手段はないかなぁ、と思うわけだ。しかも十把一絡げにアーカイブ、ではなく、1通ずつのファイルに分かれていて簡単に閲覧も可能で、あと、元を消しても、リストアがきいて…。

 そんなこんなで、見つけてきたのが、今回紹介する「Gmail Backup」。元は英語サイトでの提供だが、ベクターからもダウンロードできる。ベクターでの紹介文はこんな感じ。

Gmailのメールデータをローカルのハードディスクに手軽にバックアップできるソフトです。
(中略)
Gmailのメールデータをバックアップする方法は、メールの転送や、POP3/IMAPメールクライアントを使用する、各種サービスやツールを利用する等、さまざまな方法が考えられますが、ことデータをバックアップ/リストアするという目的だけに絞れば、本ソフトを使用するのは最も手軽で簡単な方法のひとつです。面倒な設定や複雑な操作の類は一切なく、コストもかかりません。
(中略)
リストアは、元のアカウントだけでなく、別のGmailアカウントに対して行うことも可能なので、Gmailアカウントを移行したいときなどに利用しても便利です。
ローカルのバックアップデータは、1通ずつEML形式で保存されるため、Outlook Expressなどのメールソフトで開くことが可能です。

 筆者のような単純なバックアップ利用のみならず、ほかのアカウントに移行したい時などに便利だったり、あとは期日指定でデータを抜いたりなどもできるし、1回全部バックアップすればあとは差分だけのバックアップですむ、というのもうれしい。

 最近ではGmailの利用率が筆者のまわりでもすごくアップしている。中には仕事のメインもGmailアドレス、という人も多いので(GoogleサービスやGoogle+などの使い勝手を考えればそれが賢いかも)、このソフトが非常に重宝するだろう。

 というわけで、Gmailを賢くバックアップしてくれる「Gmail Backup」をダウンロード/インストールして使ってみよう。

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