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 出先でもメールやウェブを利用したい人にお薦めなのが、小型の無線LANルーター「ポータブルWi-Fi」だ。NTTドコモの携帯電話通信網を介して、ノートPCや携帯ゲーム機などを、同時に6台までインターネットに接続できる。

 同様の製品として、イー・モバイルの「ポケットWiFi」があるが、それよりもやや大きめで、重量も重い(図1)。ただし、通信エリアは日本全国をほぼ網羅するうえ、機能も豊富。携帯電話網だけでなく、公衆無線LANサービスを利用できるのも、この製品ならではだ。無線LANのエリアに入ると自動で回線が切り替わり、高速に通信できる(図2)。

図1 サイズはイー・モバイルの「ポケットWiFi」より少し大きめで、約25グラム重い[注1]。だが、全国を網羅するNTTドコモの広いエリアと多機能が魅力だ
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図2 無線LANチップを2個搭載するため、NTTドコモの通信網だけでなく、より高速な公衆無線LAN環境でも利用できる。自動で切り替わるので、切り替えのたびに面倒な設定変更は不要[注2]
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 パソコンとの接続は、本体の「AOSS」ボタンを押すだけでよい。面倒なパスワードの入力も必要ない(図3)。

 また、本体には、有線LAN端子を備えるクレードルが付属する。このクレードルを有線LANでブロードバンド回線につなぐと、通常の無線LAN親機のように使える(図4)。

 マイクロSDカードスロットも搭載。ここに写真データを納めておくと、自動でウェブのアルバムサイトにアップロードしてくれるなど、便利機能が盛りだくさんだ(図5)。

図3 ボタンを押すだけで無線LAN機器と接続できる「AOSS」に対応。PCの場合は、付属ソフトをインストールすれば、接続とセキュリティーの設定がすぐに完了する
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図4 LAN端子を備えるクレードルが付属する。出張先のホテルで有線LANしかない場合でも、本製品を無線LAN親機として利用できる
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図5 画像や動画データを収めたマイクロSDカードを装着すると、自動でインターネット上のアルバムにアップロードできる。またウェブサイトを丸ごとダウンロードしてオフラインで閲覧することも可能
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[注1] 幅95.0×奥行き17.4×高さ64.4mmで重量は105g

[注2] 自動で切り替えるには、事前に認証ID等を設定しておく必要がある

出典:日経PC21 2010年9月号
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。