「みかんリスト」

忘れっぽい「人間」にはとにかく「やること(ToDo)リスト」!

 筆者はとにかく忘れっぽい。「これだけは絶対忘れないぞ」と心に誓うことはよくあるが、たいていそういうときは「忘れないぞと誓った」ことだけ覚えていて、内容を思い出せないことも。まるきり「ダメ人間」な筆者なのであった。

 とはいえ、誰しも、忘れることは多かれ少なかれある。忘れるからこそ悲しみから立ち直ったり、新しいことに挑戦できる、ともいえる。ともあれ人間の構造上、すべてを覚えておくことはムリ。

 もちろん覚えておくことは、必死になれば不可能ではないかもしれないが、ToDoリスト(やることリスト)に書いておいて記憶領域をある程度解放してやれば、その分をほかのものに充てることができる。そんな感じで、やることを手帳、メモ、PDAなどにToDoリストとして書いて自分の記憶からある程度解放することとなるのだが、それら小さいアイテムは置き忘れたり、家に忘れたり、カバンやポケットに入れたまま、など、またこれを忘れるという欠点が。というわけで、しょっちゅう覗くPCのデスクトップにToDoを置いておくのもけっこうひとつの手だったりする。

ToDoリストは「戦略」「計画」「作戦」を立てられて便利なのだ

 ToDoリストを作っておくと便利なのは、自分のやりたいことややるべきことを一覧で眺めて、何をやるか、どれからやるか、どういう順番でやるか、どういうスタンスでいくか、みたいなことを考えて、計画や戦略を立てられる、ということ。

 人間、ただやることを手当たり次第思いつきでやってイイもんじゃない。天才的な走りのF1ドライバー、キミ・ライコネンだって、ただ速く走るだけでは勝てない。人間けっこうそういう「戦略」や「作戦」が大きな意味をもつことが多い。

 とりあえずPCのデスクトップにメインのToDoリストを置いておき、やることを整理して計画を立てておこう。パソコンだと大きい画面でゆっくり見渡せるし、テキストのコピペや修正も自由。わからないことはすぐにWebで調べることもできるし、メールで約束を確認したりとかも可能。とりあえずPCのToDoリストを中心に、戦略や作戦、計画を練ることをおすすめする。

 そうそう、ToDoリストの使い方についてだが、筆者はToDoリストの項目をやり終えたものから削除していたが、最近それは間違い、ということに気づいた。終わった項目チェックを付けてしばらく置いておく。すると自分がある程度やろうとしたまとまりの中でどれが済んでいてどれがまだかがわかるし、全体の進捗度とかもわかりやすい。あと、保留またはやろうとして中止した項目も何らかの形で(灰色状態とか取消線状態とかで)置いておけるともっといい。「保留(中止)したけどやっぱここでやっとこう」みたいに考えが変わるのはよくあることだし。

 というわけで、筆者の場合、ToDoの整理はある程度定期的あるいはプロジェクトの端境期に行う。やり終えた項目の削除や、保留項目をどうするか、あとは作戦や戦略、計画の変更など、そのときにまとめて考えると効率がよいのでおすすめだ。

というわけで、シンプルに使える便利なToDoソフトは

 そんな感じでうまくToDoを管理できて、画面のすみとかに置いてもあまりジャマにならないソフトはないものかと探していたら、面白そうなものがあった。しかも名前が可愛い。「みかんリスト」というのだ。「まだ」という意味の「未完リスト」なのかどうかは知らないが、けっこうシャレが効いている。

 この「みかんリスト」、最初は名前に惹かれて使い始めたら、けっこう都合がよい。項目は取消線付きでの表示が可能なので、保留項目もわかる状態でおいておける。ジャンル別に分けられたり、すべてが画面や項目やタイトルバーの右クリックで行えるという操作体系もうれしい。もちろん、名前のとおりアイコンも(デフォルトの)色遣いなど、すべてが「みかん」っぽく統一されていて、親しみやすさも格別だ。

 ToDoリストは「list.txt」というテキストファイルで管理されるので、ファイルを移すだけでほかのPCのみかんリストでも閲覧できるし、テキストファイルをPDAなどにコピーして持ち歩くこともできる。

 また、みかんリストはインストール不要なので、ソフトごとUSBメモリで持ち歩くことも可能。

 このソフトはとにかく「ToDo」のみに徹したシンプルさが魅力。先述のとおり、やることの整理や戦略立てにはもってこい。ただしスケジューラーに連動したり、アラームを鳴らしてくれる機能が欲しい人には向かないので注意が必要。そうなると総合的なPIMソフトが必要になってくる。そういう人は「Outlook」とかほかのソフトを使おう。

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