「X-TUNE」

「PC高速化」は、民間療法のよう…

 世の中にはいろいろと「PC高速化」の“ワザ”が存在する。「ここの設定を変える」「あそこにはこの値を入れる」「レジストリをこういじる」などなど、話題は尽きることがない。

 最近では、IE8のベータ版に含まれる、とある「DLLファイル」を、IE7で使ってしまう「IE7高速化」の話をよく聞く。話を聞けばやってみたくなるのが常で、その通りにやってみると、Javaスクリプトを用いたWebページなどの表示が若干速くなった気が…。

 もちろんどの「高速化」も、確かな根拠に基づくものから「おまじない」じみたものまで、ピンキリで存在する。それらはもちろん、情報を鵜呑みにせず、よく考えて行わないといけない。

 クルマのチューンで考えるとよくわかるが、何らかのパーツを導入したり設定をいじることで、ある部分の性能は確かに上がるかもしれない。しかし、それによって全体のバランスが狂ってしまったり、どこかにムリがかかって故障や致命的な事故を招く可能性も捨てきれない。

 こうして考えると、こうしたさまざまな「PC高速化」は、あれを飲むと(健康に)よい、こういうことをするとよい、こういうものを食べるとよい、などの「民間療法」によく似ている。民間療法も確かにすごく効くことも多いが、中には体調を崩す原因になったり、果てはとんでもない副作用を伴ったりなど、シロウト判断で行うにはキケンなものも存在する。このあたりが「PC高速化」とよく似ている気が…。

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