2006年、アップルがCPUにインテル製のチップを採用してから、MacでWindows OSを動かす基盤が整った。ただし、ハードウエア構成がPC互換機とは一部異なるため、何もしなくてもWindowsが動くわけではない。アップルとサードパーティーの工夫により快適に動くようになった“Windows on Mac”の仕掛けを探る。

Windowsを動かす3つのアプローチ、その長所、短所とは?

まず最初に、Mac上で全く異なるOSをどのようにして動かしているかを知っておこう。大きくは下の図のように3つある。

 (1)はアップル製のWindows互換機とも言える仕掛けで、最もハードウエア性能を引き出せる。(2)と(3)はWindowsアプリの命令をソフトで翻訳してMacが実行できるようにする。

(3)はWindowsの「しぐさ」まで真似てしまうというものだからどうしてもスピードが犠牲になってしまうという弱点あるが、OSが不要という意味で導入メリットは大きい。各製品ごとの詳細は62ページ以降に解説した。

MacでWindowsを動かす3つの手法
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Mac上でWindowsを動かす方法には3つある。MacそのものをWindows互換機に仕立ててしまう(1)。Macのハードウエア環境をWindows OSが理解できるように「PC風に」見せてしまう仕掛け(2)、Win-dows OSのふりをするエミュレーター(3)の3種だ。
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Windowsパソコンとして動作
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Win環境でのベンチマークテスト結果
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