ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)は2014年4月12日、若者を対象にしたITコンテスト「Digital Youth Award 2014」の決勝大会を開催した。コンテストのテーマは「だれかをハッピーにするタブレットアプリ」。開発したアプリの出来映えを競う「アプリ部門」と、アプリのアイデアを競う「アイデア部門」の2部門が設けられ、アプリ部門ではスポーツ映像の分析を容易にする「Spot」、アイデア部門では高校生の可能性を広げることを目指した「Challenge for SHS」がグランプリを獲得した。

アプリ部門のグランプリ作品Spotを開発した、筑波大学情報学群情報メディア創成学類の木藤紘介さん、吉田拓真さん。自らのスポーツ経験も交えながら、見事なプレゼンテーションを披露した
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 WDLCは、Windowsを中心としたデジタル機器やサービスの普及を促進する団体。日本マイクロソフトやパソコンメーカーなど100社以上が参加する。Digital Youth Awardは2013年に続き2回目の開催。16歳以上29歳未満の学生・生徒を対象に作品を募集し、全国から約600組の応募があった。このうち計10組が、決勝に進出した。

スポーツ映像の分析を手軽に

 アプリ部門のグランプリを獲得したSpotは、筑波大学情報学群情報メディア創成学類の木藤紘介さん、吉田拓真さんが開発したもの。タブレットを使ってスポーツの試合を撮影している最中に、重要なシーンに手軽にタグを付けられることが特徴だ。試合終了と同時に、重要なシーンだけを切り取って再生・分析できる。

Spotで、撮影中の動画にタグを付けているところ。画面上のボタンをタップするだけでよい
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タグが付けられたシーンだけを素早く抽出。手書きしながら分析できる機能もある
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 動画の撮影中、画面の隅に指を置くと、「good」「bad」などのタグが書かれたボタンが表示される。優れたプレーが展開されたら「good」、反省すべきプレーがあれば「bad」をその場でタップ。これで、タップされたタグと時刻が記録される。試合の終了後、Spotはこの記録を基に映像を抽出する。具体的には、タグがタップされた時刻から十数秒程度(秒数は任意に設定可能)を巻き戻し、ワンシーンとして切り出す。

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