2014年1月21日、東芝はSSDの老舗メーカーであるOCZ Technologyの買収を完了した。OCZはSSDが一般消費者向けの市場に登場した頃から製品を投入している。自作PCユーザーの中には、2009年の「Vertex」シリーズがヒットしたことを覚えている人もいるだろう。

 そのOCZは2013年11月27日に破産申請し、東芝と買収の交渉に入ったことを明らかにしていた。買収完了後の新しい社名はOCZ Storage Solutions - A Toshiba Group Companyとなる。東芝グループとして再始動するOCZのマーケティング担当のジミー・クオ氏に最近の状況を聞いた。

Director of Salesアジア・太平洋地区担当のジミー・クオ氏。
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●今回の買収によって、体制はどのように変わるのか。

 OCZは東芝グループの一員となった。厳密にはToshiba Americaの傘下になる。SSDメーカーとしての体制はほぼそのままだ。基本的にOCZのそれまでの組織は継承しており、経営陣に東芝からの人が加わることもない。

 ただし、台湾にある工場がPowertech Technologyの傘下になった。同社は東芝製NANDフラッシュメモリーのパッケージングやSSDの組み立てなどを担当している会社だ。工場のオーナーは変わるが、OCZのSSDは従来と同じ工場、同じスタッフで生産される。

 大きく変わる点は2つある。一つは社名。名前に東芝グループと入るようになり、ロゴも一新した。もう一つは、SSDの専業メーカーとなったことだ。従来は電源ユニットの部門もあったが、2014年2月に売却した。

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