ネオジャパンは2013年2月26日、中小企業向けのグループウエア「desknet's NEOスモールライセンス」を発売した。ユーザー数が5~300人の企業向けの製品で、価格は5ユーザーで4万1790円、50ユーザーで20万7900円など。サイボウズの「サイボウズ Office」など他社のグループウエアから乗り換える場合は、通常価格から70%を割り引く。

 「desknet's NEO」は、同社が2012年12月に発表したグループウエアの最新版。パッケージ製品で、社内のサーバーなどにインストールして使用する。これまでは100~数万人規模のユーザー向けの「エンタープライズライセンス」のみを提供していたが、今回、中小企業向けのライセンスを用意した。desknet's NEO全体で、2014年3月末までに1万社、100万ユーザーへの導入を目標とする。

 desknet' NEOは、HTML5を用いて開発したユーザーインタフェースや、ミニブログのように短文を書き込める「ネオツイ」、スマートフォン対応などを特徴とする。スモールライセンスのユーザーも、エンタープライズライセンスと同じ機能を利用できる。時差への対応、外国語メールの送受信対応など、従来の小規模なグループウエアには搭載されていない機能を使える利点があるという。

 エンタープライズライセンスとの違いは、対応データベース。エンタープライズライセンスの場合は「SQL Server」など各種のデータベースを組み合わせられるが、スモールライセンスはオープンソースの「PostgreSQL」のみに対応する。

 今後は、desknet's NEOに蓄積された各種データを基に、「ユーザーに“気付き”を与える機能を提供したい」(同社の齋藤晶議社長)。例えば、どの文書をどんな社員がどれくらい読んでいるかといった情報の提供が考えられる。営業担当者が外出中にdesknet's NEOにアクセスすると、近くの担当顧客の一覧を地図上に表示する、といったことも想定しているという。

 なお、desknet's NEOのクラウド版も、2013年3月上旬にサービスを開始する予定。