モバイル端末向けアプリケーション(アプリ)ストアの市場調査を手がけるオランダDistimoが現地時間2012年12月20日に公表した調査結果によると、米Googleの「Google Play」における売上高が急速に増大しているものの、米Appleの「App Store」は依然として高い水準で推移している。

 市場規模の大きい20カ国の2012年8~11月における1日平均売上高の伸び率はGoogle Playが43%、App Storeは21%だった。しかし、同期間の1日平均売上高はApp Storeが1500万ドルだったのに対し、Google Playは350万ドルだった。

 App StoreとGoogle Playを合わせた売上高を国別で見ると、最も多かった国は米国で、これに日本、英国、オーストラリアと続いた。Google Playだけで見た場合、日本の売上高は米国とほぼ同じ。日本は世界で2番目にiPhone向けアプリの売上高が多いが、iPad向けアプリのダウンロード数が20カ国中で最も低く、App Storeの売上高が米国の水準に達していないという。また韓国ではApp Storeの売上高が低く、Google Playが高いという傾向がある。Android端末市場で高いシェアを持つSamsung Electronicsの存在が影響しているとDistimoは指摘している。

 このほか、2012年のダウンロード件数ランキングを見ると、App Storeでは「Instagram」がトップとなり、この後「Temple Run」「Find My iPhone」「Facebook」「iBooks」などと続いた。これに対してGoogle Playでは、「Street View」「Facebook」「Voice Search」「Maps」「Gmail」「YouTube」の順。

 アプリ開発企業別のランキングではApple、Googleともに自社のアプリストアでトップ。ただしGoogleはApp Storeで3位に入っており、同社製アプリがAppleユーザーにも高く評価されていることが分かった。

[Distimo公式ブログ]