NTTドコモは、LTE方式の通信サービス「Xi」(クロッシィ)の通信速度を向上する。東名阪以外のエリアにおいて2012年度から順次、下り最大100Mbpsとする。東名阪でも2014年度をめどに高速化する。2011年11月2日に開催された決算会見の質疑応答で、同社代表取締役社長の山田隆持氏が日経パソコン記者の質問に対し明らかにした。

 現行のXiは2GHz帯において5MHz幅の帯域を使用し、通信速度は下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps。羽田空港、成田空港、新大阪駅など一部の屋内エリアでは、下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsでの通信が可能。同社では、総務省から新たに割り当てを受けた1.5GHz帯の15MHz幅をXi向けとして使用することで通信速度を引き上げる。

 山田氏は上りの通信速度について言及しなかったが、NTTドコモ広報部によると、下り最大100Mbpsでのサービス時は上り最大37.5Mbpsとしている。

 なお、東名阪エリアでは1.5GHz帯の使用開始時期が2014年度となっている。このため、東名阪エリアでのXi高速化の時期も2014年度を予定している。