ソニーは2011年6月22日、電子ペーパーを搭載した電子書籍リーダー「Reader」のアップデート用プログラムを配布すると発表した。アップデートにより、「.book(ドットブック)」方式で記録された電子書籍の表示に対応する。アップデートは無償。6月23日からは、.book方式のコミックの販売を開始する。

 従来、Readerはシャープの開発した電子書籍フォーマット「XMDF」のほか、PDF、テキストファイルの表示に対応していた。今回のアップデートで対応する.book方式は、携帯電話向けのコミック配信などで利用されてきた実績がある。

 Reader用の電子書籍配信サービス「Reader Store」では、.book方式で記録したコミックや書籍を販売する。当初は、講談社がコンテンツを提供し、「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)や「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子作)などコミック約1360タイトル(約5700冊)を販売する。小説などの書籍は約300冊。今後は「社長 島耕作」(弘兼憲史作)や「華和家の四姉妹」(柴門ふみ作)など人気の高い作品を追加する。