Intelは2011年5月31日、台湾・台北市で6月4日まで開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2011」で記者説明会を開催し、PCクライアント事業を担当するムーリー・エデン副社長が「Transform of the PC(PCの変容)」と題して講演した。

IntelでPCクライアント事業を担当するムーリー・エデン副社長。
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 ここでいうTransformとは、同社主席副社長兼インテル・アーキテクチャー事業本部長のショーン・マローニ氏が発表した「Ultrabook」コンセプトを指す。エデン副社長はPCの変容がすでに2度起こっていると指摘。最初が1995年のPentiumの投入で、「このときにPCは企業向けから個人向けへと大きな変容を果たした」(エデン氏)。その次が2003年のCentrinoの投入で、これがデスクトップ主体の市場からノートPC主体の市場への変容を引き起こしたと説明する。この間が8年。さらにその8年後が2011年であり、新たな変容を引き起こすのがUltrabookである、というのがエデン氏の主張だ。

 これまでのPCは厚く、重たいため常に持ち運ぶのは一部の人間だけだった。また、起動に時間がかかるため、再起動に時間がかからないが電力を消費してしまうスリープモードを使うか、電力は使わないが再起動に時間がかかる休止状態のどちらかを選ばなければならなかった。休止状態やスリープモードでは、コンテンツの状態変化を受け取れないため、例えばSNS(Social Networking Service)での新しい投稿を再起動後に読み込まなければならない。「これだと、使いたいときに使えるようにならない」(エデン氏)。

UltrabookはPCに変容(Transform)をもたらす。携帯性や安全性、応答性を高めることで使い方を大きく変えるという。
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ASUSTeK Computer製のUltrabookを持つエデン氏。
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