MAGねっとホールディングスは2010年11月29日、子会社であるT・ZONEストラテジィの事業廃止を決議。T・ZONEストラテジィのパソコン関連製品販売事業をサードウェーブに譲渡することを明らかにした。PCパーツショップ「T・ZONE PC DIY SHOP」は同日、実店舗もオンラインショップも営業を停止した。

2010年11月30日時点のT・ZONE PC DIY SHOPの様子。シャッターが閉まっている。
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シャッターには「廃業のお知らせ」と、事務連絡の張り紙があった。
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配送業者が、従業員立ち会いの下で商品を運び出していた。

 「T・ZONE」はパソコン販売の老舗。現在の「ドン・キホーテ秋葉原店」の場所に旗艦店「T・ZONE.ミナミ」(後に本店)を構え、一時は国内各地だけでなく台湾など海外にも出店していた。本店は2002年5月に閉店、その後「AKIBA PLACE」などを開店するも長続きせず、最近は1999年に開店したT・ZONE PC DIY SHOPのみとなっていた。「豊富な品ぞろえが売りだったが、一店舗では大量仕入れによる仕入れ値引きのメリットが受けられない」(MAGねっとホールディングス)などの理由により、T・ZONE PC DIY SHOPは利益が伸び悩み、2010年3月期は4800万円の赤字になっていた。

 サードウェーブはT・ZONEが保有していた在庫を引き継ぐ。譲渡額の算出はこれからで「額が決まる時期は確定していない」(MAGねっと)。2011年1月以降に、T・ZONE PC DIY SHOPの跡地で新店舗を開業する。「T・ZONEの従業員にも新店舗で働いてもらいたいと思っている」(サードウェーブ)。すぐ近くにサードウェーブが手がけるパソコンショップ「ドスパラ」の本店があることから、販売品目など詳細を調整中で「何らかの動向を伝えられるのは年明けになりそう」(同)。新店舗の名称は「ドスパラ PCパーツ館(仮称)」で「T・ZONE」は使わない。

 「アキバの顔」が、また一つ消えることになった。

2006年8月4日、開発コード名「Conroe」の初代Core 2 Duo登場時の深夜販売。
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2007年1月30日、Windows Vistaの深夜販売。
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2008年1月19日、45nmプロセス版Core 2 Duo(開発コード名はWolfdale)の深夜販売。
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2008年11月16日、初代Core i7(開発コード名はBloomfield)の深夜販売。
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2009年9月8日、Core i7-800シリーズ(開発コード名はLynnfield)の深夜販売。
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2009年10月21日、Windows 7の深夜販売。
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