セキュリティ企業の米マカフィーは2010年10月26日、トップ・レベル・ドメイン(TLD)ごとに算出した、危険なサイト(ウイルスが置かれているサイトなど)の割合を公表した(図1)。それによると、危険なサイトの割合が最も多かったのは「.com」で31.3%。最も小さかったのは「.jp」などの0.1%だった。

 マカフィーでは、世界中のWebサイトを評価し、危険なサイトの情報を収集。同社が提供する製品やサービスなどで利用している。今回公表したのは、危険なサイトの情報を、TLDごとに集計したもの。TLDごとに、全サイトに占める「危険なサイト」の割合を算出した。調査対象はおよそ2700万サイト。

 調査の結果、全体の6.2%が危険なサイトだったという。TLDごとに見ると、危険度が最も高かったのは、「商用」の一般ドメイン(gTLD;generic TLD)である「.com」。調査対象となった.comサイトの31.3%に危険が潜んでいたという(図2)。

 次いで、「情報」のgTLDである「.info」が30.7%、ベトナムの国別トップ・レベル・ドメイン(ccTLD)である「.vn」が29.4%、カメルーンの「.cm」が22.2%だった。ちなみに、2009年の調査では、.cmが最も危険とされ、その36.7%にウイルスなどが潜んでいた。

 逆に、危険なサイトが最も少なかったTLDは、日本のccTLDである.jp、カタロニアの「.cat」、ガーンジー島の「.gg」、クロアチアの「.hr」、アイルランドの「.ie」。いずれも、危険なサイトの割合は0.1%だった。このうち、日本ドメインは2008年および2009年の調査でも0.1%だったため、マカフィーでは「最も安全なTLD」と評価している。