米モジラは2010年3月31日、2010年第1四半期におけるWebブラウザー「Firefox」の利用状況などを公表した。全世界でのFirefoxユーザーは3億5000万人以上、ブラウザー市場におけるシェアはおよそ30%、欧州では39.2%に達するという。

 モジラでは2010年から、モジラ製品の利用状況や市場動向などをまとめたレポートを四半期ごとに公表する。今回公表した2010年第1四半期が最初のレポートになる。

 今回のレポートでは、ブラウザー市場におけるFirefoxのシェアや利用状況に言及している。シェアの算出には、調査会社4社(StatCounter、Quantcast、Net Applications、Gemius)のデータを利用。4社のデータを平均して、大陸ごと(欧州、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米)のFirefoxのシェアを求めた。

 それによると、最もシェアが高かったのは欧州で39.2%(図)。南米が31.4%、アフリカが29.7%、オセアニアが28.7%と続く。ちなみに、南極大陸についてはStatCounterだけが数字を公表しており、そこでのFirefoxのシェアは80%近いという。

 モジラの調査による国別のユーザー数の伸び率では、ロシアが最も高く、2010年第1四半期でおよそ20%増えた。次いで、インドネシア、インド、フィリピン、オーストラリア、メキシコ、トルコがおよそ15%の伸び率だった。

 モジラでは、Firefoxのユーザーおよそ1万人を対象に、同時に開くタブの数についても調べた。その結果、2個あるいは3個のタブを開くユーザーがほとんどだった。最も多かったユーザーは、600以上のタブを開いていたという。