中国ZTEは、2010年2月15日からスペインで開催中の携帯電話展示会「Mobile World Congress 2010」(以下、MWC)において、15日に発表したばかりの普及価格帯を狙ったスマートフォン「Bingo」の試作機を展示している。1月に米クアルコムが発表した携帯電話向けプラットフォーム「Brew Mobile Platform」(Brew MP)を採用したのが特徴。3.2型のタッチパネル式ディスプレイを採用し、Brew MPに対応した各種アプリケーションをインストールして機能を拡張できる。

 同社がブース内で展示していたBingoは完成度が高い実機で、開発が先行して進んでいるようだ。Androidケータイも数機種展示していたが、そちらはモックアップが多かった。

 Brew MPは、現在KDDIなどが携帯電話機に採用するBrewの後継技術。タッチパネル式ディスプレイを前提としたアプリケーションを動作させるプラットフォームに進化している。Brewが対応していた米アドビシステムズの「FLASH LITE」に加え、通常の「FLASH」にも対応する。クアルコムによれば、動作周波数の低いCPUで携帯電話機を設計できるため、結果として低価格なスマートフォンを開発しやすいという。

 今回のMWCでは、英国の通信事業者O2が、台湾HTCのBrew MP搭載スマートフォン「Smart」を英国とアイルランド、ドイツで4月に発売することを発表している。HTCでのSmartの位置付けは、AndroidケータイやWindows phoneの下位モデルという。