マイクロソフトは2009年10月29日、22日に一般発売されたWindows 7のパッケージ販売数が、25日までの4日間で、Windows Vistaの発売後1年間のパッケージ販売数を超えたことを明らかにした。東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」会場で講演した同社代表執行役社長の樋口泰行氏が言及した。同氏は「こんなことを言うとVistaは何だったのかということになるが、Windows 7はWindows 95/98/XPなど過去のOSと比べても一番の勢いがある」と好調な滑り出しをアピールした。

 同社は22日に開催した発売記者会見でも、Windows 7の予約数がVista発売後3カ月分に相当することや、Amazonでの予約数がハリー・ポッターを超え、ソフトとしては歴代1位を記録したことを明らかにしていた。実際に発売された後も、週末に開催された各種イベントやキャンペーンの効果もあり、異例の売り上げを記録した模様だ。

 ただし裏を返せば、いかにVistaのパッケージ販売が不調だったかということ。前述の販売数にはパソコンへのプリインストール本数は含まれない。Vistaは発売当初、当時としてはハードウエアスペックの要求が高かったため、パッケージを購入して既存のパソコンをアップグレードしようというユーザーは少なかったという背景がある。