東芝とアイ・オー・データ機器は、SSD(Solid State Drive)の個人ユーザー向け単体販売で提携する。2009年内をめどに、東芝が製造する2.5インチ型SSDを、アイ・オー・データ機器が自社ブランドでパッケージ化し、家電量販店やパソコン専門店向けに出荷する。初心者ユーザーでも導入しやすいよう、アイ・オー・データ機器が説明書やデータ移行ソフトなどを添付するほか、購入後のサポートやノートパソコンの内蔵HDDからの交換サービスも提供する。併せて現在のSSD市場の主要ユーザーである上級者層に向けて、添付ソフトなどを省き価格を抑えたモデルを、アイ・オー・データ機器のWebサイトで直販する。

東芝製の2.5インチ型SSD。個人ユーザー向けの単体販売ではアイ・オー・データ機器との独占契約を結ぶ。きょう体にアイ・オー・データ機器のシールを張るほか、説明書やデータ移行ソフトをアイ・オー・データ機器が添付する。SSDそのものはパソコンメーカー向けの卸売り品と同じである。
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 東芝は、自社製のNAND型フラッシュメモリーとコントローラーを使用して、2.5インチ型SSDと1.8インチ型SSD、ネットブック用のモジュール型SSDを量産出荷している。現状ではパソコンメーカー向けの卸売りのみだが、2.5インチ型SSDの販路を拡充し、個人ユーザー向けの単体販売に参入することを決め、販売経路の確保を進めていた。アイ・オー・データ機器は、モジュール型SSDとExpressCard規格のSSDを販売しているが、2.5インチ型SSDは未発売であり、SSDメーカーからの製品調達でラインアップの拡充を図ろうとしていた。当面は、東芝製2.5インチ型SSDをアイ・オー・データ機器が独占的に単体販売する契約形態としている。

256GBモデル。「THNS256GG8BBAA」という型番だが、ファームウエアは最新のバージョンを適用してあるという。
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 今回発売するのは、64GB、128GB、256GBの3モデル。価格は未定だが、記事執筆時点で128GBで5万円前後を軸に調整している。上級者層向けのWeb直販モデルは数千円安くすることを検討している。

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