マイクロソフトは2009年6月18日、北海道警察本部生活経済課、同生活安全特別捜査隊、北海道札幌方面手稲警察署が、ネットオークションを悪用して海賊版のWindows XPを販売していた3人を、著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。

 同社は2008年12月から、オークションサイトを運営する各社や捜査当局との連携による監視体制を整え、Windowsの偽造品販売に対する防止策を強化してきた。今回逮捕された3人が販売していたのは、パソコンメーカー製Windowsリカバリーメディアの偽造品。国内で各種取り組みを始めて以来、メーカー製リカバリーメディアの偽造品販売者が逮捕されたのは初めてだという。同社では引き続き、今回のような刑事告訴を視野に入れつつ、著作権保護団体や警察当局、パートナー各社と連携し、断固たる姿勢で偽造品に対処していく。

 ソフトウエアの偽造品については、そもそもインストールできなかったり、インストールできた場合も、ウイルスなど悪質なプログラムが混入されていたりする危険性がある。セキュリティ上のリスクが高いだけでなく、犯罪組織への資金提供につながるケースも少なくない。低価格だからといって安易に手を出すと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあるので注意が必要だ。