2009年5月12日、アスクはZOTAC International製でチップセットにNVIDIAのIONを搭載した初のMini-ITXマザーボード「IONITX」シリーズを発表した。CPUにデュアルコアのAtom 330を採用し、ACアダプターが付属する「IONITX-A-U」、ACアダプターが付属しない「IONITX-D-E」、シングルコアのAtom 230を採用し、ACアダプターが付属する「IONITX-C-U」、ACアダプターが付属しない「IONITX-B-E」の4種類を5月下旬に発売する。予想実勢価格は、「IONITX-A-U」が3万1500円、「IONITX-D-E」が2万9800円、「IONITX-C-U」が2万2980円、「IONITX-B-E」が1万9980円。

ZOTAC Internationalの「IONITX-A-U」。NVIDIAのIONをチップセットに採用し、デュアルコアのAtom 330を搭載している。予想実勢価格は3万1500円。
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 IONは、NVIDIAのグラフィックスチップ「GeForce 9400」を基にしたグラフィックス機能を内蔵したチップセット。Intelの小型PC向け省電力CPUであるAtom用で、DirectX 10に対応する。HD(High Definition)動画再生支援機能の「PureVideo HD」を搭載しているため、Blu-ray DiscなどのH.264フォーマットの映像や、MPEG-2の映像を再生するときにCPUの負荷が減る。現在Atomに組み合わせることが多いチップセット「Intel 945GC」は、2世代前のDirectX 9までしか対応していない。

 IONITX-A-Uの仕様は表の通り。Mini-ITXサイズながら、メモリースロットを2本搭載する。Serial ATAの端子は3個あり、背面にはeSATA端子も装備。Mini-ITXでは十分な数といえる。PCI ExpressスロットやPCIスロットは搭載しない。ACアダプターが付属するため、電源ユニットを接続するための端子が省かれている。

 背面端子は充実している。ディスプレイ関連では、DVI、アナログRGB、HDMIと3系統の端子を備える。これに加え、USB端子は6個あり、PS/2端子や光デジタル出力端子も装備する。右端にはACアダプターを接続する端子、無線LANを接続する端子がある。

「IONITX-A-U」の主な仕様。DDR2-800対応のメモリースロットを2本、Serial ATA端子を3個備える。PCI Expressスロット、PCIスロットは搭載しない。
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CPUとチップセットの両方を大型の冷却装置が覆う。ACアダプターが付属するため、電源ユニットを接続する端子は省かれている。
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背面の端子は豪華。ディスプレイ関連は、DVI端子、HDMI端子、アナログRGB端子と3系統備える。USB端子は6個、eSATA端子、PS/2端子もある。ネットワーク関連は、Gigabit Ethernet端子と無線LANの2系統を装備。
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背面に取り付ける可動式の無線LANアンテナ。
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マザーボード上に取り付けられている無線LANユニット。IEEE 802.11b/g/nに対応している。
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付属するACアダプター。英国で販売するモデルのため、ACアダプターの先のケーブルのコネクターが3本足だが、日本国内で流通するモデルには、2本足のコネクターが付くケーブルが付属する。
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