米マイクロソフトは2009年5月7日(米国時間)、現在使用しているパソコンがWindows 7に適しているかどうかを確認するためのツール「Windows 7 Upgrade Advisor」のベータ版を公開した。現時点では英語版のみを提供している。

 同ツールをダウンロードし、使用中のパソコンにインストールすると、パソコンの基本性能や接続されている周辺機器、導入済みのソフトウエアについて診断できる。ハードウエアについては、CPUの動作速度、メモリーの容量、HDDの空き容量、グラフィックスが「Aero」に対応しているかどうかなどをチェックし、Windows 7を動かすのに十分かを判定。周辺機器やソフトウエアについては、互換性に関する既知の問題があればそれを検知し、可能な解決策があれば方法を提示する。

 ハードウエア能力の判定基準はWindows 7の動作条件に基づき、32bit版の場合、1GHz以上のCPU、1GB以上のメモリー16GB以上のHDD空き容量、WDDM 1.0以上のドライバーで稼働するDirectX 9対応グラフィックスが必要とされている。現時点ではまだ、周辺機器やソフトウエアに関する情報がほとんど表示されないが、今後Windows 7の出荷までに互換性に関する情報が蓄積されれば、アップグレードを検討する際の目安になるだろう。

 なお、使用中のパソコンにWindows 7を導入する場合、Windows Vistaを導入済みのパソコンであれば、その環境を削除することなくそのままアップグレードできる。Windows XPを導入済みのパソコンでは、データをすべて削除して新規にOSからインストールし直す必要がある。