シャープは2009年4月21日、新型ノートパソコン「Mebius PC-NJ70A」を5月中旬に出荷すると発表した。価格はオープン(推定実勢価格は約8万円)。液晶ディスプレイは10.1型(1024×600ドット)。大きさは幅260×高さ190×厚さ23.3~39.8mm、重さは約1.46kg。CPUにインテルの「Atom N270」(1.6GHz)を搭載するなど、仕様はいわゆるネットブックに近い。最大の特徴は、タッチパッド部がタッチパネル式液晶ディスプレイであること。カレンダーを表示させるなどしたまま、通常のタッチパッド操作ができる。入力デバイスとしても活用でき、辞書ソフトで漢字を手書き入力したり、写真に文字やイラストを上書きしたりも可能。シャープがパソコンを発表したのは、2008年4月以来1年ぶりとなる。

 タッチパネル式液晶ディスプレイの大きさは4型で、解像度は854×480ドット。シャープが独自に開発した。2007年8月に発表した「光センサ内蔵システム液晶」がベースとなっている。スキャナーなどで用いられる光センサーを、液晶パネルの画素一つひとつに内蔵させ、触れた指先やスタイラスペンの位置を検出する。なお、Windowsのサブディスプレイとして使うモードは用意しない。

 CPU以外の仕様は以下の通り。メモリーは1GB(最大2GB、空きスロット×1)、ハードディスクは160GB、OSはWindows Vista Home Basic。インタフェースはLAN、無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth、USB2.0×3、メモリーカードスロット(SDメモリーカード、メモリースティック)など。電子辞書ソフトとして、国語辞典「広辞苑」(岩波書店)「現代新国語辞典」(学研)、漢和辞典「漢字源」(学研)、英和辞典「スーパーアンカー英和辞典」(学研)、和英辞典「スーパーアンカー和英辞典」(学研)、百科事典「新世紀ビジュアル大辞典」(学研)、カタカナ語辞典「パーソナルカタカナ語辞典」(学研)を搭載する。