ヤマダ電機の100%子会社であるProject White(プロジェクトホワイト)は2009年3月20日、パソコン専門店「ツクモ」(TSUKUMO)の営業を開始した。ツクモの前身である九十九電機は2008年10月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。2009年3月10日にProject Whiteへの事業譲渡を完了していた。

 これに伴い、各店舗は3月8日から臨時休業して改装を実施。店舗やフロアによっては3月13日から一部営業を再開していたが、3月20日に正式にオープンした。営業を開始したのは、東京・秋葉原、名古屋・大須、大阪・なんばの各店と、通販サイト「ツクモネットショップ」、各地区の法人営業課。札幌地区の店舗は4月中旬の営業開始を予定している。

 各店舗は正式オープンに合わせて特価品を用意。東京・秋葉原の旗艦店「ツクモeX.」では、10時30分の開店前に30人ほどが行列を作った。Intel製デュアルコアCPUのCore 2 Duo E8400(3GHz)が1万5980円、Western Digital製の1TB HDD「WD1001FALS」が6980円など、数量限定の目玉商品は開店直後に売り切れた。

 いずれの店舗もリニューアル前と取り扱い商品に大きな違いはないが、フロア構成などを若干変更した。ツクモeX.は、AMD製品を集めたコーナーを4階から5階に移動。6階にはパーツ一式を購入するための専用窓口を新設した。マザーボードコーナーなどは、以前に比べて取り扱い製品数が若干少ないが、今後拡充するという。2階のパソコン本体フロアでは、ヤマダ電機の子会社であるKOUZIRO製パソコンの取り扱いを新たに開始。ヤマダ電機の独自モデルに加えて、ツクモの独自モデルもあった。

 九十九電機が独自に発行していた「ツクモeX.ポイントカード」は、ヤマダ電機の各店舗で相互に利用できるようになった。新カードへの切り替えが必要となるが、貯めたポイントは移行できる。