AMDは2009年1月29日、事業方針説明会を開催し、2009年のロードマップなどを改めて説明した。

 冒頭、吉沢俊介社長は2008年を振り返り、AMD/ATI事業の統合の完了や、45nmプロセスへの移行が進んだことを報告した。2009年は、新CPUのPhenom IIやグラフィックスチップで動画処理などの汎用演算をこなすATI Streamなどでユーザーに価値を提供していくという方針を示した。

 続いて、サーバーおよび、PC向けCPUのロードマップを解説。PC向けでは、発売済みのAM2+パッケージのPhenom IIとは別に、DDR3メモリーに対応したAM3パッケージのPhenom IIが登場する。

 このほか、「15インチ程度の液晶ディスプレイを搭載する主流のノートPCと、ネットブックとの間に位置する」(日本AMD)という、ノートPC向けのプラットフォームを解説。既に発表のあったシングルコアCPU(Athlon Neo)を使うプラットフォーム「Yukon」(開発コード名)のほかに、デュアルコアCPU(開発コード名はConesus、コニーサス)を使う「Congo」(開発コード名)が登場する。

 米国では、Hewlett-Packard Development Companyが4月に「Yukon」を採用した「HP Pavilion dv2」を発売する予定。国内での発売も検討されている。グラフィックスチップに「ATI Mobility Radeon HD 3410」を搭載しており、HD動画再生支援機能「UVD」(Unified Video Decoder)によって、HD動画がスムーズに再生できている様子をデモで見せた。