マイクロソフトは2009年1月8日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコメッセ」の普及施策として、初音ミクを起用したテレビCMを放送することを明らかにした。初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディアの音楽制作ソフトから生まれたキャラクター。テレビ神奈川での限定的な公開となるが、初音ミクを起用した企業CMは初めてとなる。

 ニコニコメッセは、2008年9月3日に同社とニワンゴが共同で開始したサービス。ニワンゴの「ニコニコ動画」をWindows Live メッセンジャー上で再生し、メッセンジャーで会話中の相手と一緒に視聴できる。メッセンジャーに書き込んだ内容は、動画内にコメントとして表示され、動画を共有しながらメッセージを交換できる。このコメントは、会話中のユーザーだけ見ることができ、「プライベートなニコニコ動画」として楽しめる。

 2008年12月17日には、Windows Live メッセンジャーの機能が一部強化されるとともに、利用促進に向けた施策が開始された。その一つが、初音ミクを起用したプロモーションとなる。ニコニコ動画の公式チャンネルでは、初音ミクがニコニコメッセの使い方をやさしく歌う「ニコニコメッセの歌」が既に公開されている。マイクロソフトによると、この歌を公開して以降、メッセンジャーのダウンロード数が3倍に増えたという。

 初音ミクを起用したニコニコメッセのCMは、ニコニコ動画と連動した音楽バラエティー番組「ニコバンYME」の中で放送され、2009年1月10日から31日までの4回を予定している。同番組は、毎週土曜日午後11時45分よりテレビ神奈川で放送されている。CMの内容は、ニコニコメッセの歌で使用された映像がベースとなっている。