ソニーは2009年1月8日、CPUにインテル製Atom Z520(1.33GHz)を採用した、ポケットサイズのミニノートパソコン「VAIO type P」を発表した。まず、ワンセグ受信機能を持つ「VGN-P70H/R・G・W」が1月16日に発売予定で、白と赤、緑のカラーバリエーションを揃える。続いて、NTTドコモの3Gデータ通信機能を備える「VGN-P80H/W」が2月中旬に発売される予定だ。こちらは白色のみとなる。無線LAN機能(IEEE802.11b/g/n ドラフト2.0に対応)には両モデルとも対応する。予想実勢価格はすべて約10万円である。

 type Pの最大の特徴は、大きさが幅245×奥行き120×高さ19.8mmというポケットサイズでありながら、1600×768ドットと高解像度の8型液晶を採用したことだ。この小型高解像度液晶はソニーが独自開発したものである。また、キーボードも使い勝手を良くするため、16.5mmのキーピッチを確保した。このようにポケットサイズでありながら、既存のノートパソコンに迫る使い勝手を実現した。

 もう一つの特徴は、GPSによる位置情報受信機能を搭載し、取得した位置情報を基に飲食店やホットスポット(無線LANアクセスポイント)などの情報を検索できるソフトウエア「VAIO Location Search」を搭載したことだ。これにより、通信回線を使えない状況でも、スポット情報や地図を表示できる。

 type PはOSにWindows Vista Home Basic SP1を採用。2GBのメモリーと60GBのハードディスクを搭載する。光学ドライブは非搭載。標準添付されるバッテリーの駆動時間は約4.5時間で、別売りの大容量バッテリーでは約9時間になる。重さはVGN-P70Hが634g、同P80Hは636gである。