米マイクロソフトは2008年11月18日、一般ユーザー向けのウイルス対策ソフトを、無料で提供することを明らかにした。対策ソフトの開発コード名は「Morro」。2009年後半に提供開始の予定。有料のセキュリティ対策ソフト「Windows Live OneCare」は、2009年6月末に販売を終了する予定としている。

 Morroの特徴は、無料であることに加え、リソース(資源)が少ないコンピューターでも問題なく動作することであるという。インターネット接続回線が遅い環境や、CPUパワーが乏しいコンピューターでも快適に動作できるように設計しているとする。

 Morroのウイルス検出エンジンには、現在の同社製品で採用しているものと同様のものを搭載。同社の企業向け製品と同等のウイルス対策性能を実現できるとしている。ただし、Live OneCareなどの一般ユーザー向け製品が搭載しているバックアップ機能やチューンアップ機能といった非セキュリティ機能は搭載しない。

 Morroは単独のソフトとして、ダウンロードで提供する予定。対応予定OSは、Windows XPとWindows VistaおよびWindows 7。WindowsとInternet Explorerのセキュリティ機能と組み合わせて利用することで、インターネットの脅威に、無料で対抗できるようになるとしている。

 小売店を通じてのLive OneCareの販売は、2009年6月末までを予定。ダウンロードによる直販については、Morroのリリース後、段階的に終了する。製品の有効期限中は、販売終了後もサポートを継続する。