音声通話ソフト「Skype」を手がけるルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズは2008年10月20日、同社の有料通話の支払いにプリペイド式のカードを導入すると発表。新たに伊藤忠商事と業務提携し、伊藤忠商事のグループ会社であるファミリーマートで販売を開始した。

 プリペイド式カードの名称は「Skypeクレジット」。種類は500円/1000円/2000円/3000円/5000円の5種類。5枚単位で購入可能な3000円券の5枚パックと5000円券の5枚パックも用意する。全国約7300店舗のファミリーマート店頭に設置する「Famiポート」で同日から販売を開始した。日本で実店舗を通じてSkypeクレジットを販売するのは初めてだが、すでに米国の小売業「ウォルマート」や台湾のファミリーマートなどでは販売している。

 Skypeはパソコンや携帯端末に専用ソフトをインストールすれば、Skype同士で無料で音声通話やビデオチャットができるサービス。日本語環境で利用しているユーザーは1000万人に上る。

 基本的には無料で利用できるが、Skypeから固定電話へ通話するなど一部のサービスは有料で用意する。従来、その支払いはクレジットカード決済のみだった。今回、現金での支払い方法を用意することで「クレジットカードに抵抗があるユーザーにも利用層を拡大する」(スカイプ・テクノロジーズの日本オフィス ジェネラルマネージャー岩田真一氏)狙い。コンビニエンアスストアで扱うことで、Skypeを知らないユーザーに対する認知度の向上にも期待する。Skepeクレジットは、現在はファミリーマートのみでの販売だが、今後は販路の拡大を積極的に行っていくという。

 伊藤忠商事は、今回の業務提携で3年後に10億円の売り上げを目指す。