千葉市・幕張メッセで開催中のITエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2008」で富士通は、携帯電話のカメラ機能を利用して色彩を判別するアプリケーション「ColorAttendant(カラーアテンダント)」を展示している。

 「ColorAttendant」は、携帯電話のカメラで撮影した対象物の色彩を液晶のRGB情報から判断し、色名を表示する。色彩は239色に対応する。撮影範囲に対象物が複数ある場合は、撮影後にフォーカスを移動することでそれぞれの色名を表示できる。らくらくホンシリーズであれば、音声読み上げ機能を利用して色名を読み上げることも可能だ。2008年9月26日にダウンロード提供を開始しており、対応機種はF884i(らくらくホンプレミアム)、F884iES(らくらくホンV)、F906i、F905i、F706i、F705i。

 富士通では、色覚や視覚に障害のある人の利用を想定している。ただし、カメラの性能によっては正しい色名が表示されなかったり、利用シーンが限られるなど現状では課題も多い。「今後は、性能向上はもちろん、ColorAttendantを応用して、植物の名前を判定したり、美術館などのガイダンスに利用したりなど、使われるシーンをさらに追求していきたい」(同社担当者)という。