台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2008」では、多数のメーカーが9~10型クラスの小型・低価格ノートを展示している。台湾アスーステック・コンピューター(ASUSTeK Computer、ASUS)が「Eee PC」で成功を収めたことを受け、競合各社がなだれを打って参入したのだ。

 いずれもCOMPUTEXで初披露されたもので、多くの製品は2008年6~7月に台湾で発売となる。台湾より1~2カ月の遅れはありそうだが、台湾大手メーカー各社の製品は日本でも販売される見込みで、期待が持てそうだ。

 このうち、ASUSをはじめ日本のユーザーになじみのある大手4社の5製品について、発表資料や展示してある実機、COMPUTEX会場の説明員への聞き取りなどを基に仕様をまとめた。会場で各社の製品を眺めていると、一見同じように見えるが、本当に横並びなのはCPUくらい。細かく仕様をひもといていくと、それぞれの違いが見えてくる。なお、日本市場向けに出荷される製品は、本記事と異なる仕様になる可能性があることに留意いただきたい。

 小型・低価格ノートの先駆けであり、爆発的な人気によりこの分野の代名詞となりつつある「Eee PC」。日経パソコン誌既報の通り、ディスプレイを大型化したモデル「Eee PC 901」「同 1000/1000H」の2機種3モデルが発表されている。901と1000/1000Hはほぼ共通の基本設計となっているが、メモリーやハードディスク(HDD)の容量に違いがあるので注意したい。今回取り上げた4社の中で、唯一IEEE802.11nを標準で実装している。

 901は8.9型だが、1000/1000Hは10型と10.2型という2種類の記載がある。これは、「液晶パネルの市況を見ながら複数のパネルメーカーに分散して発注するため」(ASUSの説明員)。同一の型番ながら、ロットによって液晶ディスプレイの大きさが2種類混在するということになる。日本ならば「0.1インチの違いも許さない」となりそうだが、ASUSのこの姿勢は大らかというか、現実的というか。

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