台湾アスーステック・コンピューター(ASUSTeK Computer、以下ASUS)の低価格ノートパソコン「Eee PC」の2代目である「Eee PC 901」が披露された。台湾・台北市で2008年6月3日から開催される「COMPUTEX TAIPEI 2008」に先駆け、6月2日に先行して開幕した併催イベント「WiMAX EXPO, Taipei」会場に展示された。ASUSはCOMPUTEX初日の6月3日に記者会見を予定しており、この席でEee PC 901を正式発表するとみられる。

 Eee PC 901は、CPUにインテルのMID(mobile internet device)向け製品である「Atom」を搭載、液晶ディスプレイのサイズを現行モデルの7型から8.9型に拡大したもの。標準添付のバッテリーパックを現行モデルの4セルから6セルへ増やしたこともあり、バッテリー駆動時間が4.2~6時間と大幅に伸びている。現行モデルは3.2時間だった。代わりに、重さは920gから1.14kgへ増えている。

 Windows XP版とLinux版の2モデルを用意する。両モデルはプリインストールOSのほか、内蔵SSD容量にも違いがあり、前者は12GB、後者は20GBである。ただし、展示品は量産品と異なり、20GBのSSDにWindows XPをプリインストールしていた。

 今回の展示品では、無線LAN(a/b/g/n)とBluetoothに加え、IEEE 802.16eに準拠したモバイルWiMAXのモジュールを初めて内蔵させた。「モバイルWiMAX対応機器を発売するには、各国の通信当局による審査や通信事業者のテストを経る必要があるので、現時点ではまだ量産出荷していない。しかしASUSとしては、受注すれば既にいつでも量産出荷できる状態になっている」(ASUSの説明員)という。ASUSでは、COMPUTEX会場周辺を巡回するバスの車内で、モバイルWiMAX対応版のEee PCを使って実際に数Mbpsでデータ通信するデモを実施する。

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