MSI(日本法人はエムエスアイコンピュータージャパン)は5月16日、Intel P45チップセット搭載マザーボードの新機能について説明会を開き、台湾本社副社長のエリック・チャン氏が同社独自機能の「DrMOS」の優位性について語った。

 DrMOSとはドライバーICとMOSFETを統合したチップ。MSIによると、「従来の分離型に比べてMOSFETとドライバーICの物理的な距離が近いため、消費電力と発熱が減少する」という。

 「P35 Neo3-EFINITY」で採用されたEFI(Extensible Firmware Interface)は第2世代となり、「Click BIOS」という名前で搭載される。マウスを使ってHDDバックアップやオーバークロックの設定ができる。

 会場では、「Circu-Pipe2」という奇抜な形をした空冷ファンを搭載した「P45 Platinum」と、水冷用のコネクターを搭載した「P45 Diamond」を展示していた。8月以降に発売予定のマザーボードも公開した。こちらも発熱量の低いDrMOSを採用しているため、冷却機構が小型で、メモリースロットは、DDR2とDDR3をそれぞれ4の計8スロット搭載する。

 グラフィックスボードは、独自の冷却機構を搭載した新製品「N9600GT Hybrid Freezer」を公開した。「Hybrid Freezer」という仕組みを用いて、2Dなどの負荷が低い描画をしているときは冷却ファンが回らず、高負荷の3D描画を行うときにのみファンが回転する。静音性と冷却性能の両方を兼ね備えるという。