データ保存先として見逃せないのが、オンラインストレージの利用。ネット上にあるディスクスペースにファイルを保存するサービスだ。

 長期保存という観点で見ると、ハードディスクや光ディスクとは違い、自宅とは離れた場所にデータを保存しておけるという特徴がある。大きな災害が発生しても、データが失われる可能性は低くなる。バックアップの選択肢の一つとして、ぜひとも利用を検討しておきたい。

トラブル対策は手厚い

 オンラインストレージの最大の利点は、一定量のディスクスペースであれば無料で使えることだ(図1)。しかも、パソコンやスマートフォンなどからネット経由でいつでも写真や動画を保存、閲覧できる。

●オンラインストレージはデータ保存の有力な選択肢
図1 オンラインストレージは、大切なデータを保管する手段として検討したい。容量の小ささやセキュリティ面での不安は、サービスの選び方や設定によって解消できるはずだ
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 主要なサービスは、米マイクロソフトや米グーグルといった大手のIT企業が提供しており、システム障害への対策は手厚い。「複数のデータセンターで保管しているので、データが失われる可能性は低い」(米ドロップボックスのドリュー・ヒューストン最高経営責任者)。ハードディスクや光ディスクの劣化を心配しつつデータを保管するよりは安心かもしれない。

 データ容量の小ささやセキュリティといった点で不安を感じる人はいるだろう。ただ、容量については10GB以上が無料というサービスが増えているし、容量が豊富に使える有料メニューも月額数百~1200円程度。使い勝手の良さを考慮すれば、さほど高い料金ではない。

 セキュリティについても、簡単なパスワード、使い回しのパスワードを使わないなどの基本的な対策をすれば、大きな問題はないだろう。不安なら、2段階認証や、アプリのパスコード認証などを利用し、セキュリティを強化するとよい(図2)。

●セキュリティ機能をしっかり活用
図2 オンラインストレージサービスはセキュリティ機能をいくつも用意している。パスワードに加えてコードを入力させる2段階認証や、アプリ使用時のパスコード認証などだ
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